社務だより | 延喜式内 飯野山神社

神社が創建されてから1910年以上の歴史を誇る、宮城県内最古の神社が「延喜式内飯野山神社」です。
<< June 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>

スポンサーサイト

0

    一定期間更新がないため広告を表示しています

    - | permalink | - | - | - |

    社務だより「今日は、夏越の大祓い」・・・・・(6/30)

    0

       社務だよりにアクセスの皆様「おはようございます」

       

       

        六月の花「菖蒲花・紫陽花」

       

       

      今日は、令和元年・・夏越の大祓い式です。

      氏子さんを始め石巻管内や仙台の崇敬者さん、

      遠方からは、岩手県からも参列予定です。

       

       

        

       

                
       午後2時〜受付

       午後3時〜手水の儀

            引続き、祓い所で、夏越の大祓い式、

            そして茅の輪神事を行い、社殿に昇殿して

            参列者の祈願祭を斎行。

       

                          

       

            その後、社務所で和やかに直会です。

       明日の社務だよりで、詳しくお伝えします。

                    宮司

      - | permalink | - | - | - |

      社務だより「明日は、夏越大祓神事」・・・(6/29)

      0

        社務だよりにアクセスの皆様「おはようございます」

         

         明日は「夏越大祓神事」ですが、明日は都合が悪いので

        今日、茅の輪神事を行う方が、代参も含め3名の崇敬者様が

        午前10時から夏越大祓茅の輪神事を行います。

              天気が良い事を祈ってます。

         

         

          

         

         

         

         

                        茅の輪に、紙垂も取付て準備万端です。

          

         

           斎場となる「祓い所」の紙垂も新しく取り替えましたが、

           昨日の雨で、どうなっていますかネ。

         

            

         

          茅の輪御守の奉製

          一体・一体、手作り、例年以上の出来栄えです。

           今年は「茅の輪御守・50体」奉製です。

         

           

         

                                       

         

           

         

         明日の夏越の大祓い式は、本番です。

                          宮司

        - | permalink | - | - | - |

        社務だより「伊勢神宮式年遷宮」・・・・・(6/28)

        0

           社務だよりにアクセスの皆様・・・こんばんわ!です。

           

          今日は、宮城県神社庁で「参与会」会議に行って来ました。

          午前10時30分からの顧問参与会議。

           開会前の宮城県神社庁神殿

                
           

           

               

           

          六月は、紫陽花と花菖蒲の季節です。

           

           

                                  

             朝日に輝く神宮の宇治橋
              
          扨、本日の社務だよりは、予定通り
              伊勢神宮・式年遷宮について記載致します。
          新しく蘇えった
              五十鈴川の宇治橋の日の出・・凄い写真でしょう

              


           神武天皇さまが即位されて以来、
          天照大御神さまは、皇居内におまつりされていましたが、
          第11代・垂仁天皇の御代26年に、皇女倭姫命さまによって
          現在の五十鈴川のほとりに祀られましたので、
          内宮の創建は、垂仁天皇26年と云う事になります。
             


          これより481年遅れて豊受大神さまが、丹波の国から現在の
          高倉山のふもとにお移りになられましたのて、
          外宮の創建は、雄略天皇22年と云う事になります。

             ・・・・・神宮様の祭儀行列・・・・・
               


             内宮の主祭神 天照大御神(あまてらすおおみかみ)

             外宮の主祭神 豊受大御神(とようけのおおみかみ)


           天照大御神さまは、皇室のご祖神で、高天原を主宰された
             最も尊い神さまです。

           日本国家の基礎を定め、生成発展の御教えを授けられた
          神さまで、皇室のご祖神であり、国民総祖神であられます。

           豊受大御神さまは、五穀を生み、育てられた神さまで、
          天照大御神さまの御饌津神(みけつかみ・お食物を司られる神)
          です。

          <天照大御神さまの、食事を司る神様が、豊受大御神さまです>

           神宮さまに付いて、今日は此処までと致しますが、
          初代天皇は、神武天皇、2代・綏靖天皇、3代・安寧天皇
          と続き、第11代・垂仁天皇ですが、第12代・景行天皇が、
          当社と関係の深い天皇さまです。


           朝日の中の飯野山神社


          社殿内部(幣殿から本殿を望む)


          (拝殿前両側の狛犬)


           1世紀近く、風雪に耐え御祭神を守護している狛犬さま。
             東日本大震災大地震にも耐えました。


           <<朝霧の中の参道>>

          当社、発祥の由来は、何度もご案内しましたが・・・・・、


           景行天皇の第二皇子「日本武尊・やまとたけるのみこと」が、
          東夷賊を征伐に当地に来て陣をはったおり、陣中に食料が
          欠乏し、又病人が蔓延し難儀していたおり、老翁三人忽然と現れ
          病人を治療し、米を焚き、日本武尊に献じて難儀を救う。

            日本武尊、当地を平定の後、

          その折の
          義に報いる為、祠(ほこら)を建て之を祀るわけですが、

          この「祠・ほこら」こそ、飯野山神社発祥の由来です。
            


          現在の本殿は、文化四年に、地頭山崎氏が祈願成就の御礼として
          寄進された歴史的建造物です。


           明治時代・有栖川の宮様から鳥居の扁額を、ご寄進される等、
          当社が御皇室と関わりが深い由緒の一例です。

           

           

              「令和元年・夏越大祓神事で使用する茅の輪」           

            今年・令和元年の夏越大祓茅の輪、見事に完成です。

           

           

           

                

           

            

           

               令和元年の「茅の輪御守」です。

            

           

                                   

            一体、一体、真心こめて手作りの茅の輪御守です

           

           

           
          先程の続きです・・・・・・

            第12代・景行天皇のご即位は、皇紀731年・西暦71年です。
           今年は、皇紀2678年・西暦2018年ですので、逆算すると
           1947年前に景行天皇が即位し、景行天皇の第二皇子が、
           当地を平定に来られた事からも理解できるように、
            当社「飯野山神社」は1900年以上の歴史ある神社です。

            平成13年に、御鎮座1900年祭を斎行しましたので、
           今年は御鎮座1918年と云う宮城の古社です。

           又、日本武尊の難儀を救う為、老翁三人忽然と現れと社伝にあり、
          この老翁三柱が当社の御祭神です。

                ・稚産霊神(わくむすひのかみ)医療生命の神

                ・保食神(うけもちのかみ)食霊の神

                ・大山津見神(おおやまつみのかみ)皇室の御祖神


          「日本武尊を助けるため大山津見神が、二人の神様を案内しました」
          子孫の難儀を救うために、ご先祖神が忽然と現れる・・ロマンですネ。

           社務だよりにアクセスの皆様、是非一度お参りにお出掛け下さい。
           
                  お待ち致しております。

           

            今日も、何時も通り「一日の枠の中で」励みます。   
                                               

                              宮司

          - | permalink | - | - | - |

          社務だより「式年遷宮の歴史」・・・・・(6/27)

          0

             社務だよりにアクセスの皆様・・・おはよう御座います。

            今日は、大安吉日です。

              朝から神社勤務・・・昨日は、茅の輪を第二鳥居脇に

            造りましたが、今日は、茅の輪御守を奉製します。

                

            今年の茅の輪です。

              今日、注連縄と紙垂を取り付けて完成です。

                                   

             

               


            扨、今日の社務だよりは、遷宮の歴史に関しての、ご案内です。

                「遷宮前の内宮さま」
                    
                    

                    「新しく生まれ変わった遷宮後の内宮さま」

             平成25年は「第62回 伊勢神宮式年遷宮」の年でした。

             私も、神宮大宮司様から御招待状を頂き、

                   遷宮の祭儀に参列させて戴きました。
                人生の中で、素晴らしい体験をさせて頂きました。

             扨、神宮の式年遷宮は、20年毎の遷宮で、

                   平成5年に、第61回式年遷宮、

                     平成25年は、第62回の式年遷宮でした。

             その歴史は、単純に計算しても、62回×20年ですので、
            1240年と云う事になります。

            1240年前より綿々と続いている祭儀「式年遷宮」がお伊勢様の
            式年遷宮です。

             「これほどの歴史ある祭儀は、世界で例がありません」

             伊勢神宮には、天照坐皇大御神(あまてらしますすめおおみかみ)
            を祀る皇大神宮と、

                   


            衣食住の守り神である豊受大御神(とようけのおおみかみ)を祀る
            豊受大神宮の二つの正宮があり、

                   


            一般に、皇大神宮を内宮(ないくう)、豊受大神宮を外宮(げくう)と、
            と呼んでおります。

             内宮と外宮は離れているため観光で伊勢に訪れる方は、内宮のみ
            参拝される方が多いですが、
            正式には、先ず外宮を参拝し、

            次に、内宮に参拝するのが、正しい参拝順序です。

              今日も一日、素晴らしい一日となります様お祈り致します。
                    
                          
            宮司

            - | permalink | - | - | - |

            社務だより「式年遷宮とは」・・・・・(6/26)

            0

               社務だよりにアクセスの皆さま「おはよう御座います」

               

               今日は、水無月大祓い(夏越の大祓)用の「茅の輪」を、

              第二鳥居脇に造る予定です。

               

                 

               

                      

               

                                  

               

                   

               

                        

               

               

               

                以上の写真は、昨年の「茅の輪」造りの様子です。

               

              今年の夏越大祓式ですが、天候は明日から雨模様ですので、

              少し心配ですが、天気が回復する事を願うのみです。


                扨、本日の社務だよりは「式年遷宮とは」ですが
               
               式年遷宮とは、伊勢神宮において、
                       定期的に行われる遷宮の事です。

                   
               原則として20年ごとに、内宮・外宮、両社を始め、別宮
              以下の諸神社の正殿を造替えして神座を遷し、宝殿、外幣殿、
              鳥居、御垣、御鐉殿など計65棟の殿舎など、全社殿を造替えを

              行い新しく生まれ変わります。

              20年毎に造りかえる事によって、大御神の御光をあらためて仰ぎ、
              日本民族のイノチが絶える事のない更新を願い、確認してきたのが
              式年遷宮です。

               装束・神宝・宇治橋等を、その時代、最高の技術で造り替え
              後世に伝承すると云う、日本人の知恵でもあります。
               
                  15歳で、弟子入りし、
                  35歳は、中堅職人として仕事に従事
                  55歳は、棟梁として職人を束ねる。


               一生涯を通じ、技術・文化、伝承システムとも考えられます。

               記録によりますと、神宮式年遷宮は、飛鳥時代の天武天皇が定め、
              持統天皇4年(690年)に第1回が行われました。

               その後、戦国時代の120年以上に及ぶ中断で、幾度かの延期は
              あったものの、平成25年(2013年)の第62回式年遷宮まで、

              およそ1300年間継続して行われてきました。

               神宮では、

                     「第63回式年遷宮」(2033)の準備が、既に進行中です。

               神宮式年遷宮の経緯
                ・天武天皇14年(685年)、式年遷宮の制度を制定
                ・持統天皇  4年(690年)、第1回内宮式年遷宮
                ・持統天皇  6年(692年)、第1回外宮式年遷宮
                ・和銅2年(709年)、第2回内宮式年遷宮
                ・和銅4年(711年)、第2回外宮式年遷宮
                ・和銅5年(711年)1月28日、「古事記」完成
                ・養老4年(720年)、「日本書紀」完成
                ・延長5年(928年)12月26日、「延喜式」完成

               当社・飯野山神社も式内社として「延喜式神名帳」に記載。

                   
                          
                ・康保4年(967年)7月9日、延喜式施行
                ・寛正3年(1463年)12月27日、第40回内宮式年遷宮
                     こののち戦国時代で式年遷宮が中断
                ・永禄6年(1563年)9月23日、第40回外宮式年遷宮
                ・慶安3年(1650年)1月、慶安のお陰参り
                ・宝永2年(1705年)、宝永のお陰参り
                ・明和8年(1771年)4月、明和のお陰参り
                ・文政13年(1830年)、文政のお陰参り
                ・慶応3年(1867年)、ええじゃないか
                ・明治4年(1871年)5月14日、近代社格制度制定
                ・昭和20年(1945年)12月15日、神道指令
                ・昭和24年(1949年)、第59回式年遷宮延期
                ・昭和28年(1953年)10月、第59回式年遷宮
                ・昭和48年(1973年)10月、第60回式年遷宮
                ・平成  5年(1993年)10月、第61回式年遷宮
                ・平成25年(2013年)10月、第62回式年遷宮

                ・令和15年(2033年)10月、第63回式年遷宮

               

              第63回の式年遷宮は、2033年です。

              今年は2019年ですから、14年後が式年遷宮の年です。
                 

                               
                   神宮さま「宇治橋から日の出を望む」

                社務だよりにアクセスの皆様・・・・・・・
              今日も一日「一日の枠の中で」精一杯、一緒に励みましょう。
                           
              宮司

              - | permalink | - | - | - |

              社務だより「式年遷宮に付いて」・・・・・(6/25)

              0

                 社務だよりにアクセスの皆様・・・おはよう御座います。

                 

                                  

                今日は、112回・四季の会ゴルフコンペが、

                 松島チサンカントリー倶楽部・松島コースを会場に開催。

                昨日来の雨も上がりゴルフ日和の中でのプレーです。

                楽しんで来ます。表彰式は午後6時15分より石巻GHです。

                スコァアップを目指して楽しんで来ます。

                     

                 

                             

                 

                                              

                 
                  扨、本日の社務だよりは、私達神職が、本宗と仰ぐ
                   「伊勢神宮」式年遷宮について、何回かに分けて
                     ご案内いたします。


                 伊勢の神宮は、単に「神宮」と申し上げるのが正しく、
                皇大神宮(内宮)・豊受大神宮(外宮)を総称するものです。
                両社に附属する別宮・摂社・末社など多数の社が含まれます。


                     

                 天照大御神さまは、皇室のご祖神です。

                  豊受大神宮(外宮)     皇大神宮(内宮)

                       

                 高天原(たかまがはら)を主宰された最も尊い神さまで、
                日本国家の基礎を定め、生成発展の御教えを授けられた神様で、
                皇室のご祖神であり、また国民総祖神です。



                     五十鈴川に掛る「五十鈴橋と日の出」
                 
                 

                    「ここは心のふるさとか
                        そぞろ詣れば旅ごころ
                           うたた童にかえるかな」

                 と、吉川英治氏が歌われた通り、昔から神宮は、国民の間に
                「お伊勢さん」と呼ばれて親しまれて来た、
                   日本人の「心のふるさと」です。

                 
                次回の社務だより「式年遷宮」に付いて
                                ご案内いたします。
                            
                 宮司

                - | permalink | - | - | - |

                社務だより「愛宕神社例祭」・・・・・(6/24)

                0

                    社務だよりにアクセスの皆さま「おはようございます」

                   

                             

                   

                                                   

                   

                  昨日の日曜日は、兼務神社「愛宕神社例祭」ご奉仕でした。

                   雨の心配も無く、この時期としては、

                          涼しい中での祭儀でした。

                      

                   


                   扨、本日は、伊勢神宮・・・内宮様の御祭神、
                     「天照大御神さま」について、ご案内です。
                       

                  伊勢の神宮さまには、

                  天照大御神さまがお祀りされておりますが、
                  「古事記」では、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)さまが、
                  黄泉の国での穢れを祓うために禊(みそぎ)をした時、

                  多くの神々をお生みになられますが、最後に

                   天照大御神・月読命(つくよみのみこと)
                  須佐之男命(すさのおのみこと)
                  という神さまが生まれました。

                  伊邪那岐命は「最後にとても尊い神々を生んだ」と喜ばれ、
                  天照大御神に、神々の国である

                       高天原を治めるようにと言いました。

                   これにより、天照大御神さまは、
                       神々の世界を治める神さまとなります。

                  ある時、高天原で須佐之男命が、様々な悪戯を行い、
                  多くの神々に、迷惑をかけてしまいます。

                   そのことに天照大御神は大変心を痛め、

                  天石屋戸(あめのいわやど)に隠れてしまいました。


                     これが「天石屋戸」の神話です。
                   
                  天照大御神が隠れると世界は真っ暗になり、災いが溢れ、
                  八百万(やおよろず)の神々は、困り果てます。


                        

                   そこで神々が集まり、

                  知恵とわざをこらして、なんとか天照大御神に出てきて戴くと、
                    再び世界は光を取り戻し、平和と秩序が回復しました。

                  天照大御神は、秩序と平和を司る神さまとして、

                  時には万物を育む「太陽」にも例えられます。
                     

                   アメノウズメのミコトが舞い、不思議に思った天照大神が、
                  天石岩戸を少し開けます・・・・・


                   其の時、タジカラオのミコトが、

                          岩戸を力いっぱい開きます。


                  祭壇に祀られた「鏡」ご自身の姿を見た天照大神は、

                  自分の他にも光があると驚かれますが、

                        それはご自身が放つ光でした。
                   世の中が、再び明るくなります。

                         

                      「日本書紀」では、天照大御神が生れたとき
                   「光華明彩、六合の内に照り徹る」
                   (ひかりうるわしく、あめつちのうちにてりとおる)と、

                  称えられており、此の上なく輝かしい存在として、

                  また神々の世界を治める最も尊い神さまと伝えられています。

                   神宮は、皇室の祖先神てあり最も尊い天照大御神を、
                  お祀りしていることから、日本人の総氏神さまとして
                  広く国民より慕われ、氏神さまをはじめ八百万の神々と共に、
                  厚く崇敬されています。
                                 宮司                     

                  - | permalink | - | - | - |

                  社務だより「伊勢神宮」・・・・・(6/23)

                  0
                      社務だよりにアクセスの皆様「おはようございます」
                    昨日の午後から当地は雨・・・
                      本格的な梅雨模様ですが、今日は兼務社「愛宕神社」の例祭
                    ご奉仕ですので、天候が良い事を願うばかりです。
                       
                       
                    長床の天井に、燕の第二陣が来たようです。
                     最初の燕は、巣立ったようですが、第二陣が来たのは
                    初めての事ですで、チョッとビックリです。
                     でも、未だ燕さんの姿は確認は出来ていません。   

                     扨、今日の社務だよりでは、以前「神宮の歴史と信仰」
                    に付いて記載しましたが、今日からは、日本人として
                    知っておきたい常識として、
                    日本人の総氏神さま「伊勢神宮」についての、ご案内です。

                                    
                     
                    平成25年〜伊勢神宮では「第62回式年遷宮」の年でした。

                     思い起こせば、大変光栄な事に、
                    ​私も、神宮大宮司様より御招待状を頂き、
                    外宮さま「豊受大神宮・遷御祭」に参列させて頂きました。

                    今でも、その時の感動が、脳裏に鮮明に残っております。

                     
                        
                     
                     今日の社務だよりでは「遷宮」に付いて記載します。
                              

                     「何ごとの おはしますかは知らねども
                             かたじけなさに涙こぼるる」
                                    西行法師


                     この和歌は、平安時代後期の僧侶、
                    西行法師が、
                     伊勢の神宮にお参りの時に詠んだ歌といわれています。

                    「ここに、どのような神さまがいらっしゃるのか
                      分かりませんが、
                       ただ、ただ、ありがたさに涙が溢れてきます」と、
                         その心境を表しています。

                      江戸時代に「伊勢まいり」のブームがありましたが、
                     当時は、交通の便が発達していたわけでは無いにも関わらず、
                     全国から多くの人々が、お参りに訪れました。

                      そして、今に至るまで、
                          神宮を訪れる参拝者は後を絶ちません。
                                

                     なぜ日本人は、神宮へ足を運ぶのでしょうか。


                       テレビや雑誌で目にするから・・・。

                       ブームだから・・・。

                        それも理由の一つでしょう。

                     しかし日本人の心の中に、
                    昔から伝わる信仰が、脈々と生き続けているという事も
                    理由の一つではないでしょうか。
                     
                             
                     20年に一度行われる式年遷宮によって、
                          ご創建当時の姿を、そのままに、
                             常に、若々しくあり続ける神宮。

                     皇室をはじめ、
                       全国の人々から崇敬を集めている神宮。

                         
                                           
                                                          
                    「神宮」・・皇大神宮(内宮)、豊受大神宮(外宮)の総称であり、
                          この二社に所属する別宮、摂社、末社、所管社を
                          含めた総称でもあります。
                     
                       伊勢神宮と呼ばれておりますが「神宮」が正式。


                     「式年遷宮」伊勢の神宮では、約1300年前から20年に一度、
                    古式にのっとり社殿を新しくし、約1600点にも及ぶ御装束・
                    神宝に至るまで新調し、
                      新しい社殿に神さまを、お遷しする日本最大の祭りです。

                       式年とは決められた期間(年)の事をいいます。  

                       次回は「御祭神」について、ご案内します。
                                                                 宮司
                    - | permalink | - | - | - |

                    社務だより「今日は、夏至」・・・・・(6/22)

                    0

                       社務だよりにアクセスの皆様「おはようございます」

                           

                       

                                 今日6月22日は、夏至です。

                             

                       

                       夏至とは、昼が最も長く、夜が最も短い日です。

                                       

                      今年も、もう直ぐ半年の折り返しです。

                       

                       水無月の晦日は「夏越大祓式」ですが、

                      本当に月日の流れは駆け足のようです。

                       

                      一日、一日を大切に、一日の枠の中で頑張りましょう。

                              宮司

                      - | permalink | - | - | - |

                      社務だより「三種の神器」・・・・・(6/21)

                      0

                          社務だよりにアクセスの皆様、 おはようございます。

                                                            

                        梅雨の時季ですが、花菖蒲が綺麗です。


                        今日の社務だよりですが、一昨日は「一森会宮城支部総会」で

                        松島泊。

                        そして昨日は、宮城県神社庁で会議、帰宅が遅くなりましたので

                        社務だよりの投稿は、休みました。

                         「三種の神器」は、今、何処に・・・・・
                               
                        八咫鏡・・・・・伊勢神宮、皇大神宮(内宮)に奉斎されてます。


                          

                                

                        草薙剣・・・・・熱田神宮に奉斎されています。

                             

                        八尺瓊勾玉・・・・・宮中三殿の賢所(かしこどころ)に奉斎

                         宮中三殿とは、皇居にある賢所、皇霊殿、神殿の総称です。


                         宮中・吹上御苑の東南にあります。
                         
                         賢所・・皇祖天照大御神を祀っています。

                         皇霊殿・歴代天皇・皇族の御霊が祀られており、崩御の
                             一年後に合祀されます。

                         神殿・・国中の神々を祀っている御社です。


                           扨、三種の神器は、
                            歴代天皇が即位継承の際、受け継がれる神器です。


                          初代「神武天皇」が即位されてから、今上陛下(令和天皇)は、
                         126代目の天皇陛下です。
                         この度の御即位の時も、当然の事継承されております。

                         我が国=日本は、皇紀2679年の
                                    (皇紀とは、初代神武天皇が即位されてからの年数)
                               歴史と伝統を持つ素晴らしい国です。


                         西暦は、2019年ですので、西暦文化圏より
                          日本は660年、古い歴史をもつ国という事です。


                         五色の真榊 
                                                                 右側に「鏡と勾玉」 
                                               左側に「剣」

                                        

                                                         
                         神社の本殿前や幣殿に、奉案している事が多いようです。

                             当社 延喜式内 飯野山神社でも「五色真榊」は幣殿に奉斎




                        八咫鏡(やたのかがみ)
                        記紀神話で、天照大神が天の岩戸に隠れた岩戸隠れの際、
                        石凝姥命が作ったという鏡。
                        天照大神が岩戸を細く開けた時、この鏡で天照大神自身を映し、
                        興味を持たせて外に引き出し再び世は明るくなった。

                        後に鏡は、天照大神が瓊瓊杵尊に授けたと言われています。

                        八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)
                        大きな玉で作った勾玉であり、一説に、八尺の緒に繋いだ勾玉
                        ともされる。岩戸隠れの際に玉祖命が作り、八咫鏡とともに
                        榊の木に掛けられた。
                          
                        天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)
                        草薙剣(くさなぎのつるぎ)の旧名で、古事記では草那芸之大刀
                        と記される。
                        記紀神話では須佐之男命が出雲・簸川上(ひのかわかみ、
                        現在の島根県安来る地方の中国山地側、奥出雲町)で倒した
                        ヤマタノオロチの尾から出てきた剣。

                        後に、ヤマトタケルノミコトが譲り受け、移動中、周りを火で
                        囲まれた時、姫を守るため自らの周りの草を薙ぎ、火打石で
                        草を焼いたため、草薙剣と呼ばれるようになる。

                        「焼津」の地名は、このとき草を焼いたことによる。

                         以上、三種の神器についての、ご案内をさせて頂きました。

                            
                                春の大祭「金幣振幣の儀」

                         今日も一日、元気よく過ごしましょう。
                                  
                         宮司

                        - | permalink | - | - | - |