社務だより | 延喜式内 飯野山神社

神社が創建されてから1910年以上の歴史を誇る、宮城県内最古の神社が「延喜式内飯野山神社」です。
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    社務だより「明日は、装束も衣替え」・・・・・(5/31)

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       社務だよりにアクセスの皆様「おはようございます」

       

            

       

                     

      明日から水無月、「衣替えの時季」となりました。

                 

      水無月とは、陰暦六月の称です。

             

       本来の水無月の意味は、

      梅雨が終わって水がかれ尽きる説と、

      田植えがすみ田ごとに水を張る「水張り月」と

      云う説があります。

       

       今は、新暦で生活の現代、田植えは終わっていますが、

      梅雨は此れから、

        水がかれ尽きる頃は、まだまだ先の事です。

       

      陰暦(旧暦)の方が、

        日本の風情に合っているような気がします。

           因みに陰暦の今日は「4月17日」です。

       

       それでも、明日から衣替えです。

       

      当社も明日から、装束を夏物に替えます。

       

            

       

                                       

       さて、今年も五ヶ月が過ぎますが、月日の流れは

      早いですから、

       一日、一日を大切に過ごして参りましょう。

             宮司  

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      社務だより「お諏訪さん」に付いて・・・・・(5/30)

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         社務だよりにアクセスの皆様「おはようございます」

         今日も朝から良い天気です。


         扨、今日の社務だよりは

           「お諏訪さん=諏訪大社」に付いてご案内です。

        御柱で有名な「諏訪大社」

                   <<長野県・諏訪大社>>
          

          
         お諏訪さんの御本社は、長野の諏訪大社です。

        お諏訪さんは、全国に約五千社程あります。
         皆さんの近くには如何ですか・・・・・・・・?

        お諏訪さま、諏訪大社の主祭神は、
        「建御名方神・たけみなかたのかみ」さまをいいます。

         古事記によりますと、建御名方神さまは、大国主神さまの
        次男にあたられる神さまで、高天原からの使者の神さまと
        力くらべの結果、出雲からこの科野国州羽海に移って来られ、
        諏訪大社に、お鎮まりになったと記されています。

        この時からお諏訪さまと呼ばれるようになったのでしょう。

         古くから狩猟・農業の神さましとて信仰される一方、ことに
        武勇にすぐれた神さまとしても知られ、
        戦国時代には、武田氏の守護神として、武士の尊崇も事のほか
        厚かったようです。

          諏訪大社と云うとやはり「御柱祭」でしょう。


              



               

                  
         
             全国の神社には、昔から数え切れないほどの特殊

             祭儀が、あります。
              諏訪大社の「御柱祭」も、そのひとつです。

            
                  
            当社の「稚児やぶさめ神事」も、そのひとつです。

          稚児のやぶさめ神事は、宮司の「大的式」から始まります。




        幼稚園の年長さん・・・来年、小学校の一年生の稚児さんが
         宮司の膝に乗り、的に向かって弓を射ます。


           

              

                 

         最近、当地区も少子化が進み、お子さんがめっきり少なく
          なりました。  今年は「三名」でした。
         
        今は、ご希望があれば、氏子さん以外の参加も大歓迎です。


         毎年、4月の第3日曜日「春季例大祭」に行いますので、
          次回(来年)の「稚児やぶさめ神事」に、
            お子さん、お孫さんの成長を願い
             ご参加を、心よりお待ち致します。
                    
         宮司

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        社務だより「神明さま」・・・・・(5/29)

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            社務だよりにアクセスの皆様、 おはようございます。

           

          昨夜から雨模様の当地は、長らく続いた五月とは思えない

          猛暑から、やっと解放され雨ですが、心地よくなりました。

           

          でも、凄かった・・・此のところの猛暑は・・・。

           今日は、気持ちよく仕事が出来ます。

           

            

           

           今日からの社務だよりは、

               代表的な神社に付いてご紹介します。

           

              

           

                 紫陽花の季節・・・もう直ぐです。

           

                     

           当社では毎朝、天皇陛下と国の繁栄、氏子崇敬者の

            繁栄を祈る「日供祭」から始まります。


             

           

                           
           日供祭では、陛下と、この国の隆昌、そして氏子崇敬者が、

          今日も一日、健やかに生活出来るよう祈願する大切なお務めですが、

          神道の神様は、八百万神(やおよろずのかみ)、数多くの神さまが、

          それぞれの御神徳によって、お働きになっています。

           今日からの社務だよりは「神社の系統」に付いて、
           その主な神さまを選び、簡単に説明致しますので、
           お楽しみに・・・・・

           先ず、「神明さま」についての、ご案内です。

           「神明」という言葉は、古くは「神さま」を意味しましたが、
           後になって、特に天照大御神さま事を「神明さま」と
           言うようになりました。

              <<<天照御大神さまを祀る伊勢神宮・内宮>>>
           
             平成25年に、第62回式年遷宮が行われた新社殿
                 


           日本の国をお生みになった

           伊邪那岐・イザナギ・・伊邪那美・イザナミ、二柱の神さまの
           御子神・ミコガミさまであります天照大御神さまは、高天原を
           主宰された最も尊い神さまであり、皇室のご祖神です。

           神明社あるいは天祖神社と呼ばれる神社は、この尊い神さまを
           おまつりする神社です。

           全国に約一万八千社を数える、これらの神社が、今日おまつり
           されるようになったのは、かって神宮のご領地におまつりされて
           いたためという事の他に、ことにお伊勢さまを信仰する人々が、
           地方にも、お祀りできるお社を建立しようと考えた為です。

              皆様のお近くにも「神明社」が祀られていませんか・・・
           きっとお近くにも「神明社」と呼ばれる神社があると思います。

             伊達正宗公の名参謀と言われた、片倉小十郎の居城
             白石城の脇にも「神明社」が祀られております。

           
           お城を見学の後・・・神明社にもお参り下さい。

          今月も、一日を大切に

            「一日の枠の中で生きる」事を、心に励みます。
                   
            宮司

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          社務だより「神社建築様式に付いて」・・・(5/28)

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                 社務だよりにアクセスの皆様・・おはよう御座います。


            いつも「社務だより」を、ご覧頂き感ありがとうございます。

             

             日本列島は、連日の猛暑で体調管理が大変ですが、何時まで

            此の猛暑は続くのでしょうか。

             

            六月に入れば「梅雨の頃」となりますが、こう暑いと梅雨が

            待ち遠しい気持ちになります。

             

             そして「紫陽花・あやめ」の季節となります。

                   

             梅雨の頃、「紫陽花・あやめ」が、特に綺麗になります。


             

             扨、運転中に、こんもりした御山があれば、そこには、
            必ずと言って良い程、お社「鎮守の社」が祀られております。

             全国には、九万社以上の神社が祀られています。

             今日の社務だよりでは「神社建築様式」に付いての、
               ご案内です。

             

            今月の中旬・一森会北海道支部総会で北海道を尋ねましたが、

            北海道は、神明造が多いとの事。

             

             「その理由は、雪が早く落ちるようにとの事です」



              神社の建築様式は、大きく分けると八様式です



              その中でも、下の六社が多い様に思います。


                 当社の建築様式は「流造」です。




            神明造(しんめいづくり)
             切妻造、平入りで弥生時代の穀倉としての高床建築と
            類似します。
             平成25年・第62回の式年遷宮を終えた「伊勢神宮」
            の様式です。

            住吉造(すみよしづくり)
             切妻造、妻入りで内部が内陣と外陣に分かれている。
            大阪の住吉大社本殿が代表的建築。

            大社造(たいしゃづくり)
             高床、切妻造、妻入りで入口は妻の右側にある。
            内部は四つに分かれ、神座はいちばん奥にあります。
            出雲大社が代表的建築です。

            春日造(かすがづくり)
             切妻造、妻入りで正面の階段上に社殿と同じ幅の
            階隠(はしかくし、ひさしのこと)の屋根をつけているのが
            特色です。奈良の春日大社の様式。


            流造(ながれづくり)
             神明造りから発達したもので、屋根は前のほうが長くのびて
            向拝(正面のひさし)をおおい、母屋の屋根と向拝の屋根が
            一連のなだらかな曲線を描くようにつくってあるのが特色。
            代表的なのが京都の賀茂御祖神社本殿ですが、日本の神社
            の約七割は流造といわれています。

             当社「延喜式内 飯野山神社本殿」も流造です。

             


            ご鎮座1910年記念事業で、平成13年から10年の歳月をかけ

            社殿の修理改築事業を実施。

             その際、本殿を鞘堂で覆いましたので、

            社殿の中に入らないと見れませんが、本殿の屋根には

            「中央に菊家紋・右に太陽・左に月」と、 陰陽思想の

            貴重な様式です。


                    


            八幡造(はちまんづくり)
             後殿にの軒を接して前後をつくり、合いの間で連結して
            いる。宇佐神宮本殿の様式です。

            日吉造(ひよしづくり)
             切妻造の正面左右にひさしをつけている。
            日吉大社が代表的建築です。

            権現造(ごんげんづくり)
             本殿の前に拝殿を置き、石の魔という別棟でエ字形に
            連ねたもの、日光の東照宮が、その様式です。

            以上、
             今日は「神社建築様式」の、ご案内でした。

            さぁ〜今日も一日、
             「一日の枠の中で、生きる」事を心に過ごします。


                         宮司

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            社務だより「日本の山岳信仰発祥」・・・・・(5/27)

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               社務だよりにアクセスの皆さま「おはようございます」

               

              令和元年五月も、残り僅かとなりました。

               

                     

               

                 水無月「六月」前の、延喜式内社「飯野山神社」

               

                  長床(神門)から覗いた参道の風景です。

               連日・猛暑が続いておりますが、

                  雨上がりの写真ですので、涼んで下さい。

               

                扨、日本の山岳信仰発祥に付いてのご案内ですが、

                 一言で云うと説明が非常に難しいです。

                と、いう事で私なりの解釈を記載します。

                            

               山岳信仰は、自然崇拝の一種で、日本の古神道においては、

              水源・狩猟の場・鉱山・森林等から得られる恵み、雄大な容姿や

              火山などに対する畏怖・畏敬の念から、山や森を抱く山は、

              神奈備(かんなび)と云う神が鎮座する山とされ、神や御霊が宿る、

              又は降臨する場所=神降ろしの場所と信じられました。

               

              磐座(いわくら)・磐境(いわさか)と云う常世(とこよ)神の国、

              神域と、現世(うつしよ)現在の世の中の事です。

               

              常世と現世の端境で、何かある毎に祭祀が行われてきました。

               

                死者の魂が山に帰る「山上他界」と云う考え方。

                

                死者の魂が海に帰る「海上他界」と云う考え方。

               

               このように、お山に死者の魂(祖霊)が帰る等と云う事から、

               山そのものを信仰している例が、全国に数多くあります。

               

              東北の農村部では、春になると山の神が里に降りて田の神となり

              秋の収穫を終えると山に帰るという信仰もあります。

               

               皆さんの地域には、その様な言い伝えはありませんか・・・

               

              要約すると「山は、畏怖・畏敬の念」から信仰の対象となり

              山岳信仰は発祥したのではないでしょうか・・・・・

               

               

               

                 専門的な事は、学者の先生方にお任せして、

              単純に、朝日が昇る富士山を見たら拝みたくなる、それが、

              日本人の心ではないかと、私は考えます。

               

               

                

               

              今日も一日、「一日の枠の中で生きる」事を心に励みます。

               

                 宮司

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              社務だより「死者の霊が帰る山の信仰」・・・(5/26)

              0

                 社務だよりにアクセスの皆さま「おはようございます」

                 

                今日は、令和元年皐月最終の日曜日、六曜は先勝です。

                 

                 

                 

                  

                 

                     

                 

                 

                 

                 扨、今日の社務だよりは、死者の霊が帰る山岳信仰です。

                東北で有名な所は、青森県の「恐山」です。

                 

                 恐山のイタコが、口寄せで死者の霊を呼び出します。

                  

                    何か、不気味な感じの処です。

                       私は未だ行った事がありません。

                         たぶん一生、行く事は無いです。

                   以前、当社の崇敬者さんが、親戚を案内して帰宅。

                 身体に異常があるので、お祓いして下さいと訪ねて来ました。

                 

                何か大変なものを戴いてきて

                お祓いの最中、祓い串が燃えると云う大変な事がありました。

                その方は、感受性が強く、反面、素直な方でしたので、

                何か付いたんですネ。

                 お祓いの最中(大祓詞)を奏上中・祓い串に蝋燭の火がついて

                大変な事がありました。

                 すぐに消しましたので、事なきを得ましたが、恐山は・・・

                ・・未だまだ成仏しない霊が浮遊していますので、感受性の

                強い方には乗り移ります。

                 その崇敬者さんは、お祓い後、スッキリして帰られましたが

                お祓いする方を、知らない方は・・・・・

                         ・・・・御注意下さい・・・・

                   

                  場所は、青森県

                        

                 

                  同じように死者の霊が帰る「お山」なら、

                私は、立山や月山、

                  又は、紀伊山地の霊場・・・熊野三山が良いです。

                 

                                         ・・・立山連峰・・・

                 

                                   

                 

                 

                           東北の霊場「月山」

                       

                 

                 

                 

                 日本では、何と言っても世界遺産で知られる熊野三山です。

                熊野は紀伊半島です。

                      

                 

                特に、世界遺産登録された熊野古道が有名です。

                 

                     

                 

                 熊野には、三社・お社があります。

                それは「熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社」ですが、

                熊野本宮大社

                 

                熊野速玉大社

                 

                 

                熊野那智大社

                 御神体とされる「那智の大滝」

                 

                  

                 

                   立派な御社殿です。

                 

                さて、来月に入ると、夏越大祓い茅の輪神事で使用する「茅」を

                北上川の河川敷で刈り取ります。

                 

                   今日の日曜日は「一日、神社で神明奉仕に励みます」

                             宮司

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                社務だより「山岳信仰と神社」・・・・・(5/25)

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                  社務だよりにアクセスの皆様「おはようございます」

                   

                   

                   

                           

                   

                                    

                   

                   今日の社務だよりは、前回ご案内の火山の信仰の続きです。

                   

                  先ず、宮城県を代表する蔵王です。

                   刈田嶺蔵王神社は、奥宮と里宮からなります。

                   

                              

                   

                  標高1758mに鎮座する「刈田嶺蔵王神社奥宮」

                   

                      

                   遠刈田温泉に鎮座する「刈田嶺蔵王神社里宮」

                   

                  蔵王権現とも称され御祭神は「天之水分神・国之水分神」

                   

                  日本海側は、山形県遊佐町に鎮座する「鳥海山大物忌神社」

                  式内社で出羽国一宮

                          

                   

                   

                   

                  静岡県富士宮市に鎮座する式内社

                          「富士山本宮浅間大社」駿河国一宮

                   

                        

                   

                  御祭神 木花之佐久夜毘売命(このはなさくやひめ)

                   

                                   九州は熊本県阿蘇市に鎮座する肥後国一宮

                  「阿蘇神社」

                   

                     

                                                立派な神門です。

                   

                   以上、全国の主な火山を信仰する山岳信仰の神社を記載

                  しました。

                  各地にお出掛けの際には、お参りしては如何でしょうか。

                   

                  どの神社も、朝廷が定めた延喜式と云う

                     書籍に掲載された「延喜式内社」です。

                   

                       飯野山神社も延喜式内社

                   

                        

                   

                               

                   

                   今年で、神社が創建されてから1918年の歴史を有する

                  宮城の古社です。

                   

                    扨、もう直ぐ水無月「六月」となりますが、

                  今年の夏越大祓いは、6月30日に神事を行いますので、

                   お参りをお待ちいたします。

                   

                                 

                    平成30年夏越の大祓い茅の輪神事の様子です。

                   

                  6月には、北上川で茅を刈り取り

                    夏越大祓い神事に合わせて奉製の予定です。

                   

                   詳しい事は、神社に問い合わせ下さい。

                      電話番号 0225-25-5267

                              Eメール info@iinoyama-jinjya.com

                   

                  では、今日も一日の枠の中で、

                       元気に過ごしましょう。

                                               宮司

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                  社務だより「桃生神社総代連合会総会」・・(5/24)

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                     社務だよりにアクセスの皆様「おはようございます」

                     

                    昨日は、桃生神社総代連合会の総会が、

                      東松島市・矢本コミュニティセンターで開催されました。

                     

                     

                     

                         

                     

                      

                       桃生神社総代連合会・会長の挨拶
                     

                         総会・協議の様子です。

                     

                       

                     

                      今日、24日は、青葉神社例祭に、ご奉仕ですので

                       此れから出掛けます。

                     

                           

                     

                                 

                      

                        今日も、一日の枠の中で元気に過ごします。

                                           宮司

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                    社務だより「火山への信仰」・・・(5/23)

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                       社務だよりにアクセスの皆さま「おはようございます」

                       

                       

                       

                                  

                       

                                     

                       

                      扨、今日の社務だよりは

                        「山岳信仰の中で、火山への信仰」に付いてご案内です。

                       

                      日本の代表的な、火山への信仰は・・・・・

                      <<富士山>>

                             

                       

                        富士浅間神社の御神体は「富士山」

                       

                          東北では「蔵王・鳥海山」ですかね・・・・・

                       

                      <<新緑の蔵王>>

                              

                       

                      <<蔵王のお釜>>

                      <<鳥海山>>

                           晩秋の鳥海山

                              

                       

                         冬の鳥海山「庄内平野より望む」

                       

                         

                       

                      九州なら「阿蘇山」・・・・・

                             

                       白煙をあげる阿蘇山です。

                      次回は、以上のお山を御神体としている神社のご紹介。

                       

                       今日も一日、

                          「一日の枠の中で生きる」事を心に過ごします。

                                  宮司

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                      社務だより「東北の山岳信仰」・・・・・(5/22)

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                         社務だよりにアクセスの皆さま「おはようございます」

                        昨日は、一日中〜雨で肌寒い日でした。

                        境内の草木は、久々の雨で、生き生きとしています。

                         

                         

                             昨日、雨の中の飯野山神社です。

                         

                            摂社・熊野神社鞘堂と飯野山神社

                         

                             

                               三社を祀る末社鞘堂と飯野山神社

                         

                         

                                雨の中の飯野山神社参道

                         

                             第二鳥居〜的場

                         

                            

                                  第二鳥居〜祓所

                         

                           今朝は、朝から晴天です。

                           

                         今日の社務だよりは「東北の山岳信仰」に付いての

                        ご案内ですが、

                         

                         東北で山岳信仰と云えば、「出羽三山の信仰」です。

                         

                        出羽三山は、羽黒山(標高  414m)

                                          月 山(標高1984m)

                              湯殿山(標高1504m)

                        以上、出羽国を東西に分ける出羽丘陵の主要部を占める山岳です。

                         

                        出羽三山は、太古は爆発を繰り返す「恐れる山」でありましたが、

                        時が経ち、再び静寂を取り戻した頃、山には草が生え、樹木が

                        生い茂り小鳥や獣がもどってきたと伝えられます。

                         

                         その時、里の人達は、そこに深い不思議な「神秘」を感じた。

                         

                        「あの山こそ、我が父母や祖先の霊魂が宿る山だ・・・・」

                         

                        「我らの生命の糧を司る山の神、海の神が鎮まっている

                            お山に違いない・・・・・」

                         

                         以上の書き出しからも理解できるように、

                          日本の山岳信仰は、

                            日本人の純粋な心から、

                              自然に生まれた信仰と私は考えます。

                         

                            

                         

                        さて、今日も一日

                          「一日の枠の中で生きる」事を心に励みます。

                         

                           

                         

                                   

                         

                                   宮司

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