社務だより | 延喜式内 飯野山神社

神社が創建されてから1910年以上の歴史を誇る、宮城県内最古の神社が「延喜式内飯野山神社」です。
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    社務だより「眷属に付いて」・・・・・(11/30)

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        社務だよりにアクセスの皆様・・・・こんばんわ!

      今日は日中、忙しくしていて、この時間の投稿となりました。

      明日から平成30年の師走です。

       繁忙期に突入です。

       

           朝霧の飯野山神社参道

       来年の干支「己亥・つちのとい」です。

           

      扨、神社には、神様のお使いとして「巻属」がいます。

      その事に付いてご案内します。


             神社の眷属(けんぞく)
         眷属とは、神様のお使い(一般的には動物)です。


       古来より日本では、神は目に見えない存在とされてきました。

       しかし、神が遣わしたものは見ることができ、それが神意を
      表すと云う思想から「眷属」が生れたのではないでしょうか。

       今日は、主な「眷属」と「神社」・その由来についてご紹介。


       伊勢神宮  ニワトリ  天の岩戸の際、
                   長鳴鳥(ながなきどり)の故事

                   が由来です。


       

       石清水八幡宮 ハト 宇佐神宮から八幡大神の分身が
                 遷座する折、船の帆柱の上に、
                 金のハトが現れた事に由来する。

       <八の字が鳩です>

                             

       稲荷神社 キツネ 稲荷山に住むキツネから由来する。

                          
       
       春日大社 シカ  御祭神が、神鹿に乗って、
                     遷座した事から由来する。


                      

       北野天満宮 ウシ 御祭神の菅原道真公の
                牛車から由来する。

             

       熊野神社 ヤタガラス 神武天皇東征の折、
                  三本足の八咫烏(ヤタガラス)が
                  熊野から大和まで先導した由来。

              

       日吉神社 サル  比叡山に住むサルの故事から由来。
                             サルで連想するのは「豊臣秀吉」ですね。
              日吉山王大権現とは豊臣秀吉の事ですネ。



                           

       その他にも、白ヘビなど多くの「眷属」が存在しますが、
        その中で代表的な「眷属」を紹介しました。

      さぁ〜今日も一日
       一日の枠の中で生きる事を、心に励みました。

       

                   宮司  

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      社務だより「陰暦に付いて(2)」・・・・・(11/29)

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         社務だよりにアクセスの皆さま「おはようございます」

         

          朝晩・本当に寒くなりましたので、

             お身体、くれぐれもご自愛ください。

           

         

                   

         

         扨、今日の社務だよりは、昨日の続きで、陰暦での

        各月の呼び方と、その意味に付いて、ご案内致します。

        「文月・ふづき」

        七月「陰暦七月の称」稲の穂がふくらんでくる

          「穂含月・ほふみづき」の説や、

          稲の穂の「含月・ふくみづき」と云う説があります。

        「葉月・はづき」

        八月「葉落月・はおちづき」葉の落ちる葉落月が訛ったものと

          云う説と、稲の穂が張ってくることを表す

          「穂発月・ほはりづき」の略と云う説があります。

        九月「夜長月・よながつき」の略で、秋の夜長を意味します。

          「穂刈月・いねかりつき」の略であると云う説もあります。

        「神無月・かんなづき」

        十月「陰暦十月の称」秋祭りが行われる「神の月」が語源です。

         

           他に、神々が出雲大社に赴き留守になる

        神無月・かみなしつき」と云う説がありますが、出雲地方では

           十月を「神有月・かみありづき」と云います。

        「霜月・しもつき」

        十一月 霜が降りる月とする説が有力ですが、冬枯れで草木の

           「しぼむ月・しぼつき」が変化したとの説もあります。

        「師走・しわす」

        十二月 古くは「しはす」とも言いました。

            年末で皆忙しく、師匠といえども物事に

            追われる様子を表す。

         

         陰暦の十二ヶ月を、ご案内しましたが、

        日本は、四季がはっきりしてますので、陰暦の方が良いと思うのは

            私だけでしょうか・・・・・・・。

         

            一月   睦月  春〜新春と呼ぶのも此処が語源

            二月   如月  春

            三月   弥生  春

         

            四月   卯月  夏

            五月   皐月  夏

            六月  水無月  夏

         

            七月   文月  秋

            八月   葉月  秋

            九月   長月  秋

         

            十月  神無月  冬

           十一月   霜月  冬

           十二月   師走  冬

         

         では、今日も一日

           「一日の枠の中で生きる」事を心に励みましょう。

                     宮司

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        社務だより「陰暦に付いて」・・・・・(11/28)

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           社務だよりにアクセスの皆さま「おはようございます」

           

           

                      

           

          今日の社務だよりは「陰暦の名称」の、ご案内です。

           

           一年が、12ヶ月である事は、誰もが知ってる事ですが、

          日本には古来より、各月に素晴らしい表し方がありました。

           

             今日は「陰暦・旧暦」名称の、ご案内です。

           

             一月は「睦月」と言います。

            

          1月=睦月(むつびつき)の略。正月に知人、親戚が互いに往来して

               睦まじくすることから来ています。

                

           2月=如月(きさらぎ)。着物を更に重ね着る「衣更着」から

             来ています。

                      

          3月=弥生(やよい)草木が春になっていよいよ生い茂る。

             「草木弥生月(くさきいやおひつき)から「やよい」に

             なったと言われます。

               

          4月=卯月(うづき)。卯の花(空木=うつき)が咲く月。

                

          5月=皐月(さつき)「早苗を植える(早苗月)」を略したもの。

          6月=水無月(みなづき)「梅雨が終わって水がかれ尽きる説と、

             田植えがすみ田ごとに水を張る「水張り月」という説。

                   

              

               今日は、六月・水無月迄にします。

            明日は、七月(文月・ふづき)から12月(師走・しわす)迄を

            ご案内する予定です。

           

                  11月も、残り3日です。

                  最後まで全力投球しましょう。

           

             今日も一日「一日の枠の中で頑張ります」

             皆さんにも、良い一日となります様お祈り致します。

                              宮司

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          社務だより「己亥の年とは」・・・・・(11/27)

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             社務だよりにアクセスの皆様「おはようございます」

            今日は、大安吉日です。

               

             

                               

                  飯野山神社・・・幣殿〜本殿御扉

             

             来年、平成31年(2019)は、亥の年「己亥・つちのとい)です。

                      

                        己亥とは、どの様な年となるでしょうか。

            十干十二支(じゅっかんじゅうにし)に付いて

             十干には漢字が示すように十種類あります。

             

            陽・・・甲、丙、戊、庚、壬 陽が五種類

            陰・・・乙、丁、己、辛、癸 陰が五種類 合計十種類

             

             十二支は、子から始まり十二種類あります。

            陽・・・子、寅、辰、午、申、戌 陽が六種類

            陰・・・丑、卯、巳、未、酉、亥 陰が六種類 合計十二種類

             

            十干十二支の組合せは、

                陽干と陽支・陰干と陰支に限って結びつく。

            来年は「己亥」ですから、どちらも陰です。

             

             己亥は、60年に一度廻って来ます。

               12年前の丁亥でした。

             

            来年の十干十二支を、

                五行説「木・火・土・金・水」に当てはめると。

             己・・・土の性質  亥・・・水の性質

            己亥=土と水の組合せは、土は水を吸収するから土の勝ちになる

            から水の負けとなる。

             

             来年は、五行から云うと相剋の干支であり

                 「己亥」の年の世は荒れるといわれます。

            では、60年前(1959)の己亥は、どの様な年であったか。

             

             景気は、岩戸景気の中で、景気は良い高度経済成長の時代。

            この年を代表する出来事

             

             「皇太子さま、美智子さま御成婚」

            60年前に御結婚された当時の皇太子様が、60年後の来年

             天皇を退位。新しい時代の幕開けとなる2019年。

                

             反対に、悪い出来事は、

            大規模災害は、伊勢湾台風では5000人以上の死者を出しました。

                    

            亦、安保とか労働問題で、デモ隊が国会議事堂に乱入するなど、

            今の世では、考えられない事がおきた時代でした。

             考察すると・・・・・

              台風は、天災・・・天は上

              デモは、人災・・・人は下

             上が強くて、反発しても抑えられるという事は、

               下は大変だという事になります。

             

            まさに、相剋の十干十二支であり

              「己亥の年」は、荒れるという事になります。

             

            この事を考えた中で、

               一年間を過ごされては、如何でしょうか。

             

             特に、自分の本命星が悪い方は、お祓いをお勧めします。

                         宮司

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            社務だより「干支と時間」・・・・・(11/26)

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               社務だよりにアクセスの皆さま「おはようございます」

               

                      

               飯野山神社と摂社熊野神社、そして三社を祀る末社鞘堂

               

                                

                長床から参道を望む     参道脇の竹林木漏れ日

               

              扨、来年は皇紀2679年・干支は「亥・平成31年己亥歳」です。

                  十二支最後の干支が「亥」です。

              ちなみに今日11月26日は、戌の日ですから安産祈願には良い日

              ですが、六曜は仏滅ですから・・・・

               

               

              今日の社務だよりは、「干支と時間の関係」に付いてです。

               

               時代劇で、「何の刻」と、言いますが、

              何時の事を言っているのが直ぐにビンと理解できる人は、

              少ないと思いますので、

              本日は、「時間と干支の関係」に付いて、ご案内します。

               

                 干支・・・十二支は、

                    子から始まり亥で終わります。

              子(ネ)・・・・・「 0 時」

                   丑(うし)・・・「 2  時」

               

                 虎(とら)・・・「 4 時」

              卯(うさぎ)・・・「 6 時」

               

                辰(たつ)・・・「 8  時」

               

                 巳(み)・・・・・「 10 時」

               午(うま)・・・・・「 12 時」

                  未(ひつじ)・・・「 14時」

              申(さる)・・・「 16 時」

                酉(とり)・・・・「 18 時」 

                    戌(いぬ)・・・「 20 時」  

                平成30年の干支は「戌・いぬ」です。午後の8時です。

              亥(いのしし)・・・・・・「 22 時」

               

                   順序良く記載すると次のようになります。

               

                        0時・・・・・子の刻「ね」

                        2時・・・・・丑の刻「うし」

                        4時・・・・・虎の刻「とら」

                        6時・・・・・卯の刻「う」

                        8時・・・・・辰の刻「たつ」

                      10時・・・・・巳の刻「み」

                      12時・・・・・午の刻「うま」

                      14時・・・・・未の刻「ひつじ」

                      16時・・・・・申の刻「さる」

                      18時・・・・・酉の刻「とり」

                      20時・・・・・戌の刻「いぬ」

                      22時・・・・・亥の刻「い」

               

                草木も眠る丑三つ時とは、午前3時頃でしょうか・・・

               

                 以上、十二支と時間に付いての社務だよりでした。

               

                 

               

                今日も一日、正月飾りの奉製ですので

                         「一日の枠の中で頑張ります」

               

                              宮司

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              社務だより「故三島由紀夫命・割腹自殺」・・・・・(11/25)

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                 社務だよりにアクセスの皆様「おはようございます」 

                 

                   

                 
                     当地は今朝も、肌寒い朝でした。

                扨、今日は、

                   日本を憂う人、三島由紀夫に関する御案内です。

                <<小説家・三島由紀夫>>
                 1970年(昭和45年)のこの日(11/25)、三島由紀夫が自ら主催する
                「楯の会」のメンバー四人と共に、東京市ヶ谷の陸上自衛隊東部方面
                総監部で総監を人質にとって、本館前に自衛官1000人を集合させ、
                自衛隊の決起を訴える演説を10分間行った。

                    

                その後、総監室で「楯の会」会員の森田必勝と共に割腹自殺した。

                   

                    日ノ丸の鉢巻きには、
                 「七生報國・しちしょうほうこく」
                    「七たび人と生れて、逆賊を滅ぼし、国に報いん」


                 私の記憶では、楠木正成(くすのき まさしげ)が、
                天皇制の樹立を目指し挙兵した時に使った言葉ですが、
                故三島由紀夫命も、その覚悟での割腹自殺であったと考えます。


                 
                   (故森田必勝命)                         (故三島由紀夫命)

                     

                            

                 今から半世紀近い48年前、この国の将来を憂い、
                この様な日本人が実在した事を、

                 多くの日本人は忘れかけている現状に、
                  この日本が、将来何処へ行こうとしているのか

                   不安を感じるのは、私だけでしょうか。


                毎年、11月25日には、
                  その偉業を偲び、各地で慰霊祭が斎行されています。

                   「日本固有の島を占拠しようとする近隣の国々」

                手遅れに為らないうちに、

                   日本人は日本人としての「自覚を持つ事」を
                  政治も教育も教える時期と痛感します。

                 愚痴を言っても何も変わらないので、

                  小生は神職として、日本人の誇りを伝えて参ります。
                             宮司

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                社務だより「平成30年 新嘗祭」・・・・・(11/24)

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                   社務だよりにアクセスの皆様「おはようございます」

                  昨日は勤労感謝の日「新嘗祭並びに大麻頒布始祭」を、

                  本務兼務各神社の総代役員様方をお招きして斎行しました。

                              

                   

                   孫も手伝いに来て、写真撮影に頑張ってくれました。

                     ご覧ください。

                   

                   参列者全員の手水がすみ、

                            最後に宮司が手水を行い参進です。

                   

                    

                    

                       祓い所へと向かいます。

                   

                    

                   

                    禰宜が祓い詞を奏上して修祓の儀が始まります。

                   

                       

                     

                     祓い所から長床〜そして社殿へと向かいます。

                   

                       

                    

                   

                  禰宜が、大太鼓を連打して

                    新嘗祭並びに大麻頒布始祭が始まります。

                   

                      

                   最後は、神職と巫女がお神酒を・・・神酒にて直会を行い

                  平成30年「新嘗祭並びに大麻頒布始祭」は終わりました。

                  右上の写真は、祭儀終了後の幣殿です。

                   

                   参列者は、社務所へと下がります。

                  孫が途中の飯野山七福神と、切株に座る大黒様、

                    そして色づいた躑躅を写しました。

                   

                       

                  大麻頒布協議会開催前に、巫女が参列者が着用した装束を

                  たたんでました。

                   

                                    

                   先ず、国歌君が代の斉唱から始まり、正面の国旗をとおして

                  伊勢神宮を遥拝し、敬神生活の綱領唱和と続きます。

                   

                     宮司の挨拶・・・・・七社会々長挨拶

                   

                         

                   

                        

                   

                   大麻頒布協議会が、始まります。

                    今年の議題もスムーズに進み、定刻には終了し

                      直会に入りました。

                        懇親を深めた直会でした。

                   

                   

                   以上、昨日の新嘗祭並びに大麻頒布始祭の様子でした。

                  今日は、社殿内の後片付けと忙しい一日となります。

                                     宮司

                   

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                  社務だより「今日は新嘗祭」・・・・・(11/23)

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                     社務だよりにアクセスの皆さま「おはようございます」

                     

                         

                     

                                     今日は、新嘗祭です。

                                              準備も全て完了。

                              今年の豊作に感謝し、神明奉仕致します。

                                   宮司

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                    社務だより「新宅祭ご奉仕」・・・・・(11/22)

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                       社務だよりにアクセスの皆様「おはようございます」

                       

                              (参道脇〜竹林からの一枚です)

                       

                                     

                       

                      昨日、二子復興団地で「新宅祭」を、ご奉仕致しました。

                       

                       

                           じっくりと時間を掛けて準備しました。

                       

                             祭儀が終わった後の一枚です。

                       

                      東日本大震災大津波で、自宅を流失した釜谷崎稲荷神社の

                      氏子さんです。長い間、借家住いで御苦労された氏子さんです。

                       

                       今年の年越しは新居で、一緒に喜びました。

                                         

                       御苦労された分、これからは、

                         今迄の何倍も、良い事があります様にと

                          真剣に御祈願させて頂きました。

                                 宮司

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                      社務だより「明日22日は、二十四節気・小雪」・・・・・(11/21)

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                         社務だよりにアクセスの皆さま「おはようございます」

                         

                                       今朝も寒い朝でした・・・・・・。

                         

                          今日は大安吉日「10時から新宅祭」のご奉仕です。

                         

                                                     

                         

                         扨、明日は、二十四節気の小雪(しょうせつ)です。

                         

                                      

                         

                             

                                 朝夕の寒さが厳しくなり始める季節

                                  「高い山では雪が降り始めます」

                         

                         そろそろタイヤ交換の時季ですネ。

                         

                            小雪と書いて「しょうせつ」でも、

                                    今の方が、連想するのは・・・

                           女優の「小雪さん」かな・・・・・・

                              こちらの方が、確かに良いですね。

                             北国では、

                              庭の植木の雪囲いが、始まる季節です。

                         

                             

                                  小鳥も寒そうです

                        北海道では、この様な光景が見られる季節です。

                         

                        今日は、二子復興住宅で新宅祭・・・明日は新嘗祭の準備です。

                         

                           今日も、一日の枠の中で頑張ります。

                                    宮司

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