社務だより | 延喜式内 飯野山神社

神社が創建されてから1910年以上の歴史を誇る、宮城県内最古の神社が「延喜式内飯野山神社」です。
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社務だより「千木・鰹木」・・・・・(3/9)

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     社務だよりにアクセスの皆様

            おはよう御座います。

       今日は、3月9日「土曜日」六曜は「仏滅」です。
                                 

                             <春の到来・福寿草>

    扨、
      今日の社務だよりは、千木と鰹木に付いてご案内します。


     


    飯野山神社本殿鞘堂と

      熊野神社鞘堂にあるバッテンと横棒が千木と鰹木です。

     これは「千木(ちぎ)・鰹木(かつおぎ)と言って神社建築
    に見られる、建物の屋根に設けられる部材です。

     千木は、屋根の両端で交叉させた部材て、
    鰹木は、屋根の上に棟に直角になるように何本か平行して
    並べた部材です。

     どちらも本来は上流階級の邸宅に用いられましたが、
        今は神社にのみ用いられています。

     千木は古代、屋根の建造する際に、木材2本を交叉させて
    結びつけ、先端を切り揃えずに、そのままにした名残りと
    見られ、千木・鰹木ともに、本来は建物の補強の為のものです。

     神社の御祭神が男神の場合・・・「千木は外削ぎ」・・・
     先端を地面に対して垂直に削る。

     神社の御祭神が女神の場合・・・「千木は内削ぎ」・・・
     先端を地面に対して水平に削る。


    「鰹木」の名称は、形が鰹節に似ている事が由来とされ、
    「堅緒木」「堅魚木」「勝男木」「葛尾木」等とも書きます。


     神社参拝の折、千木を見て、
    此処の御祭神は「男神様・女神様」とチェックするのも

    神社参拝が、より一層楽しくなると思います。



        延喜式内 飯野山神社の御祭神は男神ですので、
        千木は外削ぎです。


        
                 飯野山神社本殿鞘堂の千木と鰹木

     

    鞘堂ですが、ご本殿の千木も当然の事、外削ぎです。
     

    千木は両側に、鰹木は三本です。
     鰹木の本数は、陰陽五行説から「三本、五本、七本、九本」
    当社の場合は三本です。


        真ん中には・・・・・菊の御門


        右側には・・・・・・陽の象徴である太陽


        左側には・・・・・・陰の象徴である月

               
     
     大相撲の「つり屋根」にも「千木・鰹木」があります。

            
     千木・・・外削ぎですので相撲の神様は男神ですね。
     鰹木・・・五本です。(奇数は陽数・偶数は陰数とされます)

        今日も一日、皆様には、大神様の御加護のもと、
          良い一日であります様、お祈り致します。 
                  
     宮司

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