社務だよりにアクセスの皆様・・・「おはようございます」
今日は、日曜日そして六曜は「大安」ですので、神主は其々
大忙しの一日です。
木々の新緑が、綺麗なこの時季です。
飯野山七福神より長床を望む・・・
さて、本日の社務だよりは、
武道の神さまとして知られる、
「香取・鹿島の神さま」のご案内です。
千葉県の香取神宮・茨城県の鹿島神宮の神さまが、
香取・鹿島の神さまです。
<<香取神宮>>
香取の神さまは、経津主神(ふつぬしのかみ)さまです。
鹿島の神さまは、武雍槌神(たけみかづちのかみ)さまです。
写真は水無月・夏越大祓いの頃ですネ。
<<鹿島神宮>>
神話によると、この二柱の神さまは、天孫降臨に先立って、
天神のご命令を受けて出雲の国に降られ、大国主神さまに
国をゆずるように説かれた神さまです。
また、武雍槌神さまは、神武天皇ご東征の折にも大きな
ご功績のあった神さまで、いずれも日本の建国に大いなる
功労を残された神さまです。
フツという言葉は、太刀の美事(みごと)な切断を示す言葉で、
フツヌシという名は強い力の持ち主を意味し、またタケミカヅチと
いう名も強い神力を表わします。
共に、建国の功労者にふさわしく力の強い神さまで、
外に温和な態度、内に鉄の如く不屈の精神を象徴される神さまです。
古くから武道の神さまとして信仰されるのもこのためです。
全国に鹿島さまは九百余社、香取さまは五百社ほどあります。
皆様の近くにも同じ名前の神社がありませんか・・・・。
近い処では「奥州一宮・鹽竈神社」左宮右宮の御祭神も
香取鹿島の御祭神と同じです。
(鹽竈神社表参・道通称202段の表坂)
鹽竈神社
(右宮) (左宮)
今日も一日、良い日であります様お祈り致します。
宮司